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ペンギン狩場を散歩していたら、ペンギン達が何かを差し出してきた。
何かなって思ってペンギン達と視線を合わせるようにしゃがみ込んで差し出してきたものを手に取る。
僕の手に乗せられたのは綺麗な小瓶。
中には液体が入っていて、蓋を開けずとも甘い香りが漂ってくる。
「くれるの?」
訊ねるとペンギン達は頷いてくれた。
お礼にペンギン達の頭を撫でて、部屋に戻る。

花とかから取れたみたいな、優しい甘い香り。
良い香りだし、瓶も綺麗。
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とても大切な日。
記憶はないはずなのに、それだけは覚えてる。
「大切な日」と言う事だけは。
でも、何がどう大切なのか、それは分からない。
覚えていない。

どんな大切な日、だったんだろう。



ずっと考えていたら、頭がぐるぐるしてきた。
知っているはずなのに、思い出せない。
他にもそういう事はあると思うんだけど。
この日は…大切で特別だったはず、なのに。

難しい事を考えてると、熱出て来そう。
ケーキでも作って、気分転換しよう。
この間材料はいっぱい買ったからね。

…気分転換のはずだったんだけど、気付いたら凄い時間が経っていて。
出来上がったケーキもお店に並べたものよりちょっと凝った感じに。
頑張り過ぎちゃった。

これを食べてもらいたい人が、いるはずなのに。
それが誰だかわからない。
何か、悔しいなぁ…。

張り切ってケーキを作って疲れたからだけじゃなくて、なんか懐かしい気配に瞼を閉じたら、ちょっと眠ってしまっていたみたい。
目の前にあったはずのケーキがなくなっていてケーキを作った事自体が夢なのかとも思ったけど、それはない。
だって後で片付けようって思った道具とかがまだそのままだもん。
霄さんに聞いても、知らないっていうし。
……ケーキ、何処行っちゃったんだろう。


大切な日に。
大切な誰かの所に届いたのならいいな。
来年は思い出して…直接渡したい。

さて、もう寝なきゃ。
この間の白い花と蝶のおかげで財布がちょっと重くなった。
欲しいなって思ってるものもあるんだけど…少しくらい使っちゃってもいいよね?

お店で卵とか小麦粉とか砂糖とか…
色々買い込んで。
霄さんに「厨房暫く借りますね」って言ったら多分不思議そうな顔をしてた。
大丈夫です、ちゃんと返します。

本を見ながらだけど、作ったのはケーキ。
僕が甘い物が好きだからっていうのもあるんだけど、甘い物って食べてたら何か幸せな気分になれるから。
それを他の人にも感じて欲しいなって思って。

誰かに手にとって貰えたら良いなぁ。
幸せのお裾分け、出来たら良いな。
昨日のオーボーの実を使ったお菓子。
作っている時、楽しかった。
成功したからって言うのもあるし。
作った物を喜んでもらえるかなっていう思いもあって。
誰かの為に何かを作るって、楽しい。
それが喜んで貰えたら、嬉しい。

何か物作りとか…出来たら楽しいかも。
料理…は難しいかもだけど、お菓子とか。
頑張ってみようかな。


狩場を散歩していたら、綺麗な蝶を見かけた。
ひらひらと舞う、青い蝶。
この間の花に釣られて来たのかな。
畑に植えていたオーボーが今日、収穫できた。
長かったなぁ。
でも実が生ったのを見て、今までの努力が報われた感じ。
せっせと実を集めて…その実で何が出来るかなって、農業ギルドにある料理の本を読んでみる。
60個、実がとれたから…色々なものが作れるみたい。
何作ろうかな。
折角ならお世話になってる人にお礼とかしたいし…
でも難しい物だと失敗しちゃうかもしれないから、最初は簡単な物の方がいいよね。

ちゃんと出来たら、後で届けてこようっと。
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